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熱中症関連

ビッグデータから熱中症を考える②-4(少年)

過去10年間の熱中症の年齢別搬送件数とWBGTとの関係、その4

はじめに

前回は、成人を対象とした解析を紹介しました。今回は、同様の視点から少年の傾向を紹介します。

少年の搬送件数には、地域差による傾向は見られない!

少年の搬送件数は、成人と同様にWBGTが28℃の時に、1℃前の27℃と比較して有意に搬送件数が増加します(図1)。
地域毎で検討すると、高齢者や成人とは異なり、全ての地域でWBGTが29℃の時に、前のWBGTと比較して有意に搬送件数が増加しています。

少年の搬送件数が何故、成人や高齢者と異なり、地域差がみられないのか?その要因にはいくつかの可能性が考えられますが、対象となる年齢の幅*が関係していることや、搬送件数がそもそも少ないことが関係しているかもしれません。

*(少年;満7歳以上18歳未満、成人;満18歳以上65歳未満、高齢者;満65歳以上)

[図1]

【イメージ写真】
こちらからお借りしました
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