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暑熱順化したものの涼しい日が続いています

7月も後半に入りました。
関東では低温が続き、7月前半の日照時間の合計はなんと平年の1割ちょっと。。。
肌寒いくらいの体感が続き、熱中症の心配はあまりありませんでしたが、夏に向けた体づくりが気になるところです。

せっかく暑さに体が慣れてきて暑熱順化できたかな?というタイミングで涼しい日が続く。。。
そういう時って、今までやってきたことは無駄になるのだろうか?と気になりませんか?

一度身体が順化した後は、極端に涼しい環境で長時間過ごし続けるとか、長時間トレーニングをしないでいるようなことがなければ、その効果は、1週間程度の短時間では失われないと考えられています。
得られた効果が短期間で消失してしまう可能性はあまり心配しなくて良さそうです。ただし、仮に気温が一時的に低くなってしまったとしても、トレーニングは3日以上連続して空けないよう続けましょう。

ちなみに、暑熱順化で得られた効果は暑熱環境下はもちろんのこと、冷涼環境下であっても有効である研究結果が出ているようです。
屋内外を問わず暑熱環境下で競技を行うみなさん!
ターゲットとなる試合までに暑熱順化を終えておくことが、アスリートにとって最適なパフォーマンス発揮のために必要不可欠ですよ!

さて、”順化の効果”、という意味では
・短期間では消失しない
・冷涼環境下でも得られた効果は有効
と言えます。

しかし、気温差が大きくなると身体への負担は増し、疲労を感じやすくなって主観的に辛く感じる方もいると思います。
特に涼しい日が続いた後に急に暑くなるといった場合、心理的・身体的な負担は大きくなりやすいので、余計に疲労感を感じやすくなるでしょう。
そういった時に無理を続けると怪我につながることもあります。決して無理はせず、回復に努めるという選択肢も持ちましょう。

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