スポーツ気象とは

スポーツ、特に屋外スポーツにおいて、 気象コンディションと競技は切っても切り離せない関係です。 （一部、屋内スポーツでも関係があります）

雨が降れば雨に対応する必要がありますし、風が強ければ対策を講じる必要があります。
晴れて天気が良くても、暑ければ暑さ対策が必要です。
戦略や戦術は勿論、選手の起用法や物の準備等も天気に合わせて必要となります。

等々、気象コンディションは屋外競技において「見えない敵」とも言えます。
しかし、この見えない敵が見えた時、見えない敵を味方に付けた時、 チームや選手は有利になります。

試合までの長い間、厳しいトレーニングを積み重ね、パフォーマンスを上げる努力をしてきたにもかかわらず、いざ本番で雨が降ったり風が強かったり暑かったり、といった気象コンディションによりベストパフォーマンスが発揮出来ない、、、こんなに勿体ないことはありません。
積み重ねてきたことを限りなく100%に近い形で発揮するためにも、良いコンディションで試合を迎えることや良い準備をするということはとても重要なことです。

天気は変えられません

しかし、予め把握していれば準備が出来ます。
物の準備や戦略等の準備が出来ていれば、選手は安心して試合に挑めます。
安心して挑めば、良いパフォーマンスの発揮に繋がります。
スポーツは心の準備が何よりも重要です。

気象情報を予め把握し、良い準備をして安心した状態で試合に挑むことこそ、良い結果に繋がると我々は考えています。

準備力向上こそが、競技力向上につながる。
そのために気象情報も活用する。

このように、スポーツを行う際に気象情報を活用して良い準備をする、これを「スポーツ気象」と呼んでいます。