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気象情報を有効活用する時代に突入

スポーツを行う上でデータを活用されるようになってから数年、 多くのチームで積極的に活用されるようになってきました。
最近ではチームに「データアナリスト」や「データサイエンティスト」といった役割の方が名前を連ねるようになってきており、試合の勝ち負けなどの結果だけでなく、試合経過や選手のパフォーマンス、更には試合までのコンディショニング・トレーニング等を数値化し、定量的にデータを蓄積・評価・分析しています。

数値化や定量評価を行うことで具体的な数値目標を設定出来たり、「何が良かったか?出来たか?」「何が悪かったか?出来なかったか?」など、評価や分析することが出来ます。
これにより具体的な改善ポイントを明確にしたり、実施したことに「効果があったか?」「無かったか?」といった評価が出来ます。
つまり感覚的なモノを可視化することで、1回の勝敗を「単なる1回の結果」として流すのではなく、良い点は再び、悪い点は改善して、「良い状態の再現性を高めて次に再び良い状態にする(悪い状態を繰り返さない)ための準備をする」 という目的で、データの活用が盛んになっていると考えられます。

このようにデータ活用が盛んになってきている今、 『気象情報(気象データ)』の活用も徐々に広まってきています。

今、どんな風が吹いているのか?気温は何度か?
今週末の試合は、どんな天気になるのか?
この試合会場は、1年前はどんな天気だった?過去、どんな天気傾向だったのか?
暑い日に良いパフォーマンスを発揮する選手はだれか?
湿度が高くてもパフォーマンスが落ちない選手はだれか?

等々、なんとなく感覚的には分かっていても、定量評価や分析はされていない都市伝説的なこともたくさんあります。
大雨や酷暑といった極端気象が多くなっている今、何も知らず何も準備もせずに試合に挑むよりも、予め気象情報を把握し、モノの準備や戦略・戦術での対応、何よりシミュレーションを行い心の準備をして挑むということはとても重要なファクターとなっています。

天気は変えられません。
しかし、

変えられないからこそ、受け入れる必要があります。

どのような気象コンディションになっても良いパフォーマンスを発揮するために、事前にある程度把握し、受け入れ、準備をすることで、万全を期することが勝敗を分けるといっても過言ではありません。

チームや選手がより良い準備をするために、現在様々な気象データを活用するということが行われています。
2020年は真夏の勝負となり、高温多湿への対応や台風やゲリラ豪雨等への対応が必要となります。
ますます気象情報がキーとなることは間違いありません。

今後、良い準備をするための気象情報の活用についてご紹介していきます。

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